経営理念とは経営哲学である

経営理念とは、信念にまで高まった社長の思い(=哲学)でした。ですから、経営理念とは「経営信念」ともいえます。社長が持つ経営観、人生観、社会観などの価値観すべてに対して、「私はこう思う!」という強い思い、信念の集積が経営哲学です。つまり、経営理念とは、経営信念であり、経営哲学です。経営理念が哲学となるには、次のプロセスが必要です。

(1)知識として知る(考える)
(2)体験する(仕事、人生において)
(3)身につく

まずは、(1)知識として知ることです。言葉を知らなければ考えようもありません。スペイン語を聞いたことがなければ話すことができないのと同じです。なのでまず、たくさんの経営理念に目を通し、読むことが必要です。この理念には共感できるという言葉を集めることです。

しかし、それが空理空論ではいけません。実際に毎日やっている仕事を通じて(2)体験する事例を理念に照らして考えることです。ただの「いい言葉集め」だけでは実務に役立たないからです。知識として知り、実務で体験することで、その体験が言語化され、経営理念は(3)身につくのです。理念とは人生、仕事の方程式のようなものですから、体験をその考え方という方程式に当てはめて、腹に落とすことが大切です。

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