経営理念を「数字」に落とし込む

「利益」という「数字」が人の心を変化させる、だから、人が「数字」をコントロールする必要がでてくる

「君は高給に耐えられるか?」

この言葉は、あるオーナー社長が、その雇われ社長である若い経営者田中さん(仮名)に言ったものです。ある意味、この言葉はオーナー社長の名言ではないかと思います。サラリーマンとしてある会社に入り、関連子会社の課長、部長、役員となり、社長に昇格し、その人にその会社の経営を本当に任せようとした時に、田中さんは「君は高給に耐えられるか?」と問われたのです。

立場が上がればその人の給料は上がっていきます。400万、600万、800万、1000万、1500万、2000万、3000万と上がっていくわけです。すると、自分がとても偉くなった気がします。そうすると人は勘違いを起こしやすくなるのです。自分が創業したわけでもないのに社長になり、他の人に対して優越感を持つようになります

とくにお金の問題が大きくなります。給料が上がり、年収が1000万を超え、2000万を超えるあたりになると、普通の人がする生活よりもいい生活ができるようになり、また、社長という立場を勘違いすれば、人より遅く会社に来ることが多くなり、平日にゴルフをしたりすることもあります。そのような行動を続けると、いつの間にか自分が偉くなったようなつもりになり、浪費をするようにもなるのです。

会社のお金が自由に使え、会社のお金で食事をし、飛行機に乗り、新幹線のグリーン車に乗るようになるわけです。それがその人に勘違いを起こす。つまり、給料が高くなり、持てる権限が大きくなると人は人格が変わっていってしまうことがあるのです。

それが、「君は高給に耐えられるか?」という言葉になったのです。給料が多くなる、人より地位が上がるということは、ある意味その本人に精神力が問われる試練ともいえるのです。

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