経営理念をつくるヒント もし、すべて自分で決めてきていたとしたら?

いまの人生をもし、「すべて、自分が決めて生まれてきた」と考えたらどうでしょうか?突然そう言われても、考えることは少しむずかしいかと思います。しかし、いったん想像するだけでもいいのでそう考えてみましょう。「いまの人生は、すべて、自分が決めて生まれてきた」実はこう考えることで、人生のすべてが自分の責任となるのです。多くの人は出来事を他人のせいにします。

自責ではなく他責です。他人に責任があると考えるのです。「郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、すべて社長の責任」この言葉は、経営コンサルタント一倉定氏の言葉です。初めて聞いたときに意味がわかりませんでした。

「郵便ポストが赤いのは社長の責任じゃあないでしょう......」と思ったものです。直接お会いして話を聞いたわけではないので、これが絶対一倉氏の本意だとはいえませんが、つまりは、「他責するな」「人のせいにするな」ということではないでしょうか?「起ったことをすべて自分の責任ととらえよ」「会社の経営の最終責任者は社長である、逃げるな」というメッセージなのかと思います。

社長は経営をするうえで、すべての結果に対して責任があります。一切の言い訳ができません。その責任感に対する覚悟を求めた言葉が、この「郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、すべて社長の責任」というものです。この考え方は、社長だけではなく誰の人生にも当てはまることなのだと思います。「自分と未来は変えられるが、他人と過去は変えられない」という言葉があります。

自分が自分の両親を選んで生まれてきたことをいったん、自分が選んだと思ってみる。そして、その後、いまの仕事に就くことになったこと、今日現在、社長であること、などはすべて自分で選んだわけです。「~だったから仕方なく」などと言い訳をしないことです。

2代目経営者であれば、自分が採用したわけでもない社員がいて、やりたくもない業種のやりたくもない仕事をしているのかもしれません。しかし、プラスもマイナスも含めていまの会社の社長になったということを受け入れてみる、いまの状態の責任はすべて私にあると思ってみることです。もちろん、思えと言われてもむずかしいことはわかっていますしかし、そう思ってみることで新しい視点ができると思うのです。

現状をいったん受け入れるところに未来ができる。経営理念とは、過去を思い浮かべるだけのものではありません。「これからこの会社をどうしてゆきたいのか」のほうが何倍も重要です。「世間は道場である、人間錬成の道場である」と思い、いまこの状況にある会社をどうやってゆけばよくなるのか?このことを考えることが経営理念をつくることでもあるのです。

戦略、戦術だけを考えるのではなく、その根本となる経営理念、経営の原理原則を深く考えることが大切なのです。

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