経営理念のつくり方をもう一度、振り返ってみよう 経営理念のつくり方のまとめ

経営理念 = management principle = 経営の原理原則、主義、根本方針
経営理念 = management philosophy = 経営哲学、経営観

経営理念の目的をハッキリさせることが大切。人間性、社会性、経済性の追求。利己ではなく利他。なぜ、なに、どう。自分の生まれ育ちを知る・・・などなどたくさんありました。

ここで実際に自分で経営理念をつくるステージに来ましたから、もう一度、根本の根本に戻って「経営理念とは何か?」をハッキリさせておきましょう。経営理念とは、「経営の原理原則、主義、根本方針」「経営哲学」「経営観」です。誰に話しても恥ずかしくない「私はこう強く思っている」ということです。そのことを一番の原点として経営理念をつくる、と今、決意してください。

そして、経営理念の作成に100%正解のものはない、人それぞれの人生が違うように経営理念もそれぞれ違う、間違っていたらまた直せばいいと、ちょっと開き直ってやり始めてみてください。大丈夫です。安心してください。死にはしません。

お手元に紙とペンンは用意できましたか?(実際に今、書くことが大切です)では、いってみましょう。

(1)経営の目的
経営理念の一番上に書くこと、つまり経営の目的は「社員を幸せにすること」と「仕事を通じて社会に貢献すること」でした。自分だけが金持ちになればいい、という利己を少なくすることが結果的に経営をよくすることになるからです。少し丁寧に書くとこうなります経営理念「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」これが一つ目です。

(2)事業領域
もう少し、具体的な事業領域、つまりどんなことをするのかをあらわす言葉を入れるポイントはこれです。「~で人を幸せに、~で世のなかに貢献する」つまり、「ITで人を幸せに」「食を通じて世のなかに貢献する」という項目を入れることです。自分の会社の事業内容、仕事内容を入れます。ものつくりを通じて、不動産を通じて、自動車の販売を通じて、広告を通じて・・・となります。変えることのない事業領域といえるのかもしれません。

(3)使命観(ミッション)
~のために、~する (誰かのために、ある目的のために、~をする)という考え方です。これは前の項の事業領域をさすこともあれば、社会においてはたす役割や会社が社員に対して果たす役割をさすこともあります。Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。

リンナイ企業使命観:リンナイは『熱』を通じて『快適な暮らし』を社会に提供します。
久光製薬企業使命:「貼る治療文化を世界へ」それぞれ素晴らしい考え方です。

でも、われわれ凡人にはすぐにこういったいい言葉は浮かびません。だから、ここでいくつかの経営理念の例を本かWEBで検索して探すことです。

(4)経営理念の例を10社ほど探してください
図書館に行って経営理念の本を借りるか、WEBで「自分の業界名 企業 使命」で検索してみてください。自分の業界名とは、製造、不動産、自動車販売などです。つまり、「製造 企業 使命」や、もっと絞り込んで「自動車部品 企業 使命」といった方法で検索してみることです。または、「経営理念ドットコム」で検索すると、1600社以上の経営理念を集めたサイトがあります。

自分の事業内容に近い企業の経営理念の例をその一覧から探すということもできます。その中から「これ、いい!」「その通り!」と思えるものを2~3書き出します。これで、使命の候補ができあがります。

(5)ビジョン(将来像)
これは「~でNO1(ナンバーワン)になる」と、一度決めてみてください。自動車の製造でNO1(ナンバーワン)になる、としてしまうとトヨタさんには到底勝てませんから、そこまで大きなものにしないことです。

まずは、「地域NO1(ナンバーワン)宣言」が一番妥当です。日本一では大きすぎますので、県でNO1(ナンバーワン)を目指す。
それが難しいようなら、市でNO1(ナンバーワン)。
それも難しいようなら、区でNO1(ナンバーワン)というように、まずはできるところから小さく絞ってNO1(ナンバーワン)を目指すことです。

これなら誰にでもできます。「地域NO1(ナンバーワン)」があれはまらなければ「業界」や「~の商品」でNO1(ナンバーワン)にすればいいのです。弱者が強者に勝つ最強のルールである、ランチェスター戦略の鉄則です。小さなNO1(ナンバーワン)を目指す。そして、だんだんと大きなNO1(ナンバーワン)つまり、日本一を目指していけばいいのです。

(6)バリュー(価値観)
この価値観、そして判断基準の中に社是、社訓、信条などが含まれるといっていいのです。総括すれば、すべてが価値観だからです。しかし、これをつくるのがとても大変なのです。多くの人がここで躓きます。はじめはなにを書いたらいいかがわからない。少しわかるとあれもこれも入れたくなる、というものです。

これこそ他社の経営理念で「これ、いい!」「同感!」と思ったことをそのまま、マルッとマネしてください。いろいろ変えようとするとできなくなります。いいものはマネをすればいいのです。間違っていたら直せばいいのです。「それ、いいね!」「あっ、そっちもいいね~」というお調子者っていますよね。「いい加減な奴だな~」と思われる感じの人。あの人のようないい加減さでいったん、「自分がいいと思った価値観」を決めてください。

日本人はマジメすぎるので、そのくらいでいいのだと思います。真剣に考え過ぎて決まらないより、立ち止まらないこと。間違っていてもいいから、一歩でも進むことを優先してみてください。
大丈夫です。何度も言いますが、死にはしませんので。

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