経営理念の浸透と時間の関係

1年間は何時間あるのか?【質問】1年間は何時間あるでしょうか?

多くの人が答えられないと思いますが、1年間というのは、8760時間あります。8760時間=24時間/日×365日です。

参考までに、一生の時間と、その働く時間について記しておきます。
1年間、8760時間を仮に80年生きるとすると、8760時間×80=700,800時間になります。つまり、一生涯、80歳まで生きたとすると、人間というのは70万時間生きるということになります。

では、普通のサラリーマンというのは1年間で、いったいどのくらい働くのでしょうか?計算したことがあるでしょうか?
仮に1日7時間、年間240日間働くとすると、7時間×240=1680時間となります。これは、1年間、8760時間分の1680時間となるので、19%となります。つまり、通常のサラリーマンは、1年間のうち19%しか働いていないということになります。

この1680時間というのは1日平均にすると、なんと4.6時間であり、非常に少ない時間です。なぜ、少なく感じるかというと、土日、および祝祭日には働かないので、平均すると少なくなるのです。働いている本人はとても長く働いている気がしても、実はさほど長く働いてはいないのです。

では、生涯の労働時間はどのくらいでしょうか?
この1680時間を、20歳から60歳まで40年間働くとすると、1680×40=6万7200時間となります。この6万7200時間というのは、一生涯の70万800時間のうちのなんと、たったの9.6%です。

つまり、「私はよく働いた!」と思う人がいたとしても、一生涯でも働く時間は6万7000時間、比率にしても10%も働いていないということがわかります。このように、具体的に数字にしてみるとわかることがたくさんあるのです。

1680時間×40=6万7200時間
6万7200時間/70万800時間=9.6%

経営理念について考える同じように、経営理念について考えてみましょう。
たとえば、毎朝5分だけ、200日、経営理念について勉強する会社があるとします。そうすると、1000分(16時間)となります。これは、年間の労働時間、1680時間に対して、なんと1%程度しかないのです。つまり、毎朝、毎朝、経営理念を唱えたとしても、年間の労働時間の1%にしかならないということです。

したがって、朝礼での経営理念の唱和は、悪いことではありませんが、それだけで経営理念が浸透したと思うのはむずかしいといえるのではないでしょうか。もし、経営理念を本当に浸透させたい、全社員がしっかりと経営理念を持った状態にしたいのであれば、年間の労働時間、1680時間のうちの「最低でも1%=16時間」、この「最低でも」というところが大切なのです。経営理念について学び、話す時間を持ちたいものです。

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